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一次面接に通らない人が改善したい18のチェックポイント

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一次面接 通らない
「何度チャレンジしても一次面接で落ちてしまう!」

書類選考を突破した喜びもつかの間、次に立ちはだかる壁が一次面接です。

どれだけスキルに自信があっても、面接で力を発揮できずに、落ちてしまう人も少なくありません。

しかし、安心してください。

あなたが面接に通らない理由は、あなた自身の能力ではありません。一次面接で、アピールしたいポイントがきちんとできていないことが原因です。つまり面接の対策不足にあります。

このページでは、一次面接に通らない人が、気をつけてほしいチェックポイントを紹介します。

ドキッとしたら、チャンスです。自分に足りないところを、しっかりと受け止め、改善していくヒントになれば幸いです。

事前準備


面接日当日までにも、心の準備や対策をしておきましょう。あなたの他にもライバルはたくさんいます。ぶっつけ本番で乗り切れるほど、甘くはありません。

1.とりあえず就職したいという気持ちが先行している

「食べていくために就職しなければ」「現職の環境がイヤで転職したい」といった気持ちが本心かもしれません。

しかし、それとは切り離して、もっと前向きな気持ちで考えてみてください。なぜならネガティブな理由は、その企業である必要性がないからです。

採用側としては、事業に貢献してくれる人材を探しています。志望動機が明確で、熱意がある人を採用するのは当然です。

そのため、求人を探す段階から、「この仕事がしたい!」「頑張って管理職まで昇格してやる!」という前向きな気持ちで挑むと、あなたが歩みたいキャリアが明確になり、希望が見えてくるはずです。その企業で仕事をするのが楽しみになる。

そういう気持ちがあると、面接に取り組む姿勢も変わってくるでしょう。

2.事業内容を把握していない

企業のことをろくに調べず、手当り次第に応募していませんか?仕事に就くために必死になるのは分かります。しかし、これでは逆に非効率です。しっかりと対策を練って目標を定めましょう。

そのために、応募する企業の事業内容やビジョン、企業理念、どのような人材を欲しがっているかなどを把握しておきます。今は、Webサイトでも簡単に調べられますよね。

そして「この企業で何がしたいか」「どのように貢献できるか」に当てはめると、志望動機がはっきりしてきますよね。

面接でも、企業に対する愛着や熱意を伝えることができますよ。

3.自分のことしか考えていない

「自分のことは自分が一番分かっている」といってもそれが、事業に役立つものであるとは限りません。そこで、キャリアの棚卸しをしてみましょう。

自分には何ができるかを洗い出し、それにより、どのように貢献できるかを考えてみてください。客観的にみられなければ、転職エージェントを利用したり、知人に相談してみるのもいいでしょう。

反対に、自分に不足していることも見つけられるため、事前に補うこともできます。

自分のことだけでなく、それがどのように企業や社会の役に立つのかを考えてみてください。

面接では、鋭く質問されますよ。転職では、即戦力を求めているため、実務能力があるかどうかを見られています。

会社に到着するまで


家を出てから会社に到着するまでも面接だという気持ちで挑みましょう。

また、本番前に残された最後の時間でもあります。気になるところは、最終チェックしておきます。

4.時間ギリギリで行動する

最寄り駅に到着したものの、道に迷って会社の場所が分からない!ということは十分にありえます。土地勘がなければ、駅からの距離や方角もつかめないですよね。

また、複合ビルや大きな工場などは、エレベーターが混雑したり、入り口からが遠かったりと、想定外の時間がかかることも。

必ず時間に余裕を持って行動しましょう。遅刻だけは目もあてられませんよ。

5.会社周辺での行動が悪い

歩きタバコやコンビニの前で飲食するなど、社会的にマナー違反とされることは、絶対にしないようにしましょう。

社員に見られている可能性があります。「そういえば、その人、そこでタバコ吸ってたで」と、意外なところからも採用担当者に情報が回りますよ。

6.身だしなみの最終チェックを怠っている

駅のトイレなどで、髪型や服装などの、身だしなみをチェックしておきましょう。

スーツがパリッとしていても「さっき食べたパンのカスがついてる!」となると、清潔感が損なわれます。つまらないことで、落ちないよう念には念をです。

また、携帯電話(スマホ)の電源をオフにする、忘れ物がないかを確認する、といったこともチェックしておきます。

なお、荷物は、ビジネスバッグ一つだけです。買い物袋や着替えが入ったリュックサックなどは、持っていかないようにしましょう。遊びに行くのではないので。

面接室に入室〜席に着くまで


はじめて顔を合わす瞬間です。一次面接の面接官は、採用担当、配属部署の社員であることが多いですが、いきなり役員や社長が出てくることも。しかしながらそれは、当日まで分かりません。

ただし、誰が面接官であろうと、共通して気をつけることがあります。

7.受付や事務をなめている

会社内で接する人は、すべて面接官です。すれ違う人にも、あいさつをする、会釈をすることを心がけます。

また、会社内に入ったら、受付を目指しましょう。間違ってもうろうろして、オフィスに入ってしまわないように。分からなければ、要件を伝え誰かに聞く、案内板を見る、募集要項(面接について)を確認します。

受付でも、きちんとした態度で接しましょう。名前、要件、誰宛かをはっきりと告げ、指示に従ってください。

8.入室が適当

面接室への入室パターンは様々です。小さな会社では、面接官が直接案内してくれることもありますし、大きな会社であれば、面接室まで係員が案内してくれます。

流れは様々ですが、いかなる状況でも以下のことを意識しておいてください。

・ドアを3回ノック。「どうぞ」と呼ばれたら入室する(自分で開ける場合)

面接室に入るときは姿勢を正し、「失礼します」と一礼して入ります。これは、直接案内してくれるときも同じです。無言で面接官の後を追って、入らないようにしましょう。

9.第一印象が悪い

入室するとついに面接官と初対面です。その空気に緊張するのは当然ですが、あわてず、落ち着いて行動します。

なぜならここで、第一印象が決まります。

表情、姿勢、服装、声のトーン、目線、しぐさ、雰囲気。百戦錬磨の人事担当は、よく見ているでしょう。

第一印象は、面接でなくとも、知人や友人、異性、取引先などあらゆる出会いで、意識されますよね。あなた自身もそうだと思います。

よく思ってもらえるためには、いろいろなノウハウがありますが共通してあげているのが「笑顔」です。

表情がなく、不愛想で、下を向いていうりょうな暗い表情より、健康的な笑顔を見せてくれる方が、相手もうれしいですよね。例えば、世の男性は、女性が微笑んでくれるだけでうれしいものです。

しかし、第一印象を意識するあまり、普段の自分と全く違う人物を演じると、逆効果になるかもしれません。無理が生じると、ちぐはぐな印象になりかねないので。

暗いよりは明るい方がいいですが、はき違えてテンションを上げる必要はないですよ。

あくまで、健康的で品のいい笑顔を見せればそれでいいと思います。性格は、人それぞれですから。素直にいきましょう。

10.面接室で身勝手にふるまう

イスに座るときは、「どうぞ、おかけください」という面接官の言葉を待ちましょう。

面接室では、面接官の指示に従ってください。勝手に話し始めないように。いくら社交的でも最初は、質問があってから答えるようにしましょう。

なお、荷物(カバン)は、着席と同時に、利き手側のイスの横に置きます。コートがある場合は、三つ折りか四つ折りにして、コンパクトな状態で、カバンの上に置きます。カバンもコートもヒザや机の上に置かないようにします。

面接中

最も不安や緊張を心配するところですね。面接官も鬼ではないので、できるだけいい雰囲気を作ってくれるよう心がけてくれます。

しかし、それに油断すると大きな失敗につながりかねません。基本を頭に入れておきましょう。

11.姿勢が悪い

姿勢が悪いとパリッとした印象を与えにくくなります。座ってパソコン作業をする人は、変なクセがついているので、油断しないように気をつけましょう。

姿勢をよく見せる基本は、背筋を伸ばし、前を向きます。手は、女性は両手を重ね、男性は、ヒザの上で軽く拳を握ります。

猫背の人は、鏡の前で練習しておくといいでしょう。

また、よくやりがちなのが視線を下に向けてしまうこと。面接官と顔を合わさないと、おどおどした印象や暗い印象を与えてしまいます。それでは、せっかくの熱意も伝わりにくいですよ。

話をする時も聞く時も面接官の目を見るようにしましょう。

12.表情が暗い

緊張すると表情がこわばってしまい、無表情になってしまいます。

これでは、「何を考えているのか分からない」「表現力がない」など、ネガティブな印象しか与えられません。人と接する機会が多い、サービス業や営業職では、致命的ですよね(そうでなくても)。

もちろん、終止ニヤニヤしたり、嫌な顔を強調したりするわけではありません。会話に沿って、柔らかい表情(笑顔)や決意の表情など、臨機応変に対応しましょう。

どうしても固くなってしまう人は、相づちをうつのがおすすめです。きちんと聞いて理解していることを伝える効果と、首を動かすことで、緊張をほぐす効果があります。

13.受け答えがマニュアル通り

面接対策を勉強すると、よく聞かれる質問や解答サンプルが明示されていますよね。

それを暗記して、そのまま言うのはやめましょう。暗記したことをすらすら言うだけでは必ずバレます。それらの解答例は、あくまでポイントです。

「事業内容が魅力的なので」「ビジョンに共感しました」といった曖昧で抽象的な言葉では、他のライバルより一歩踏み出すことはできません。

なぜ魅力的なのか、どんなところに共感したのか、何がしたいのかを自分の言葉で話すようにしましょう。自己紹介や志望動機は要注意ですが、逆に言えば最大のアピールチャンスになります。

以前、私が一次面接に落ちたとき「適正は問題ない。しかし、他の人より熱意が足りなかった」との評価をいただいたことがあります。

参考:書類選考を突破した私が面接で落ちた理由

やはり、入社したい!という熱意ある言葉で気持ちを伝えることが大切です。

また、事前に提出している職務経歴書をそのまま読むのもNGです。

面接官は、すでに把握しているわけですから、より具体的に掘り下げ、事業にどう貢献してくれるのかを知りたがっています。実績や将来のビジョンなどで補足しながら、信頼してもらえるように伝えましょう。

それと、嘘をつくのは絶対に辞めましょう。上手く突破したとしても、2次、3次面接や実技試験があるので、後々、苦労すると思います。

一次面接で「プログラミングできます!」と言い切り、実技試験にすすんだ人が、実は何もできなかったという人を見たことがあります。あなたのためになりません。

14.会話のキャッチボールができていない

面接では、コミュニケーション能力が問われます。

質問に対して、的外れな回答をしないよう気をつけましょう。

アピールしたいポイントを無理矢理ねじ込んだり、分からないことに動揺して言い訳したり、面接官が期待する要点とずれてしまいます。

また、沈黙して、何も答えないという状況も避けましょう。空気が重くなるので「分からない」と言った方がましです。

15.自信がない

ネガティブな発言やおどおどとした態度にならないよう、自信を持ちましょう。

あなたは、すでに書類選考を突破しており、すでに誰かに認められているのです。目を見て、はっきりとした言葉で伝えましょう。

自信のなさをカバーするために、面接官に媚びるのもNGです。

「生活が苦しいのでなんとかしてください!」と言われても困ってしまいますから。繰り返しになりますが、あなたは認められています。強い意志を持ってあなたの実力で挑めば、必ず成功します。

16.場の空気に流されやすい

一次面接では、実務担当の若い社員が、面接官として参加していることが多いです。

そのため、場の空気を和らげてくれ、世間話のように進行することもあります。

しかし、その空気に甘えて、フレンドリーになりすぎないように注意しましょう。

とはいえ、これから一緒に働く仲間になる可能性があるため、相性を掴むためにも、お互いにとって、いい場になるかもしれませんね。

退室

面接が終わると、「失敗したな」「手応えがあった」などすでに感触があるかもしれません。しかし、まだ結果は出ていません。どんな状況でも、最後まで気をゆるめずに、挑みましょう。

17.感謝しない

面接が終了したら「ありがとうございました」と一礼して立ち上がります。荷物を持ち、部屋を退室する前にも振り返り、一礼します。

貴重な時間を割いてくれたことに感謝しましょう。社内ですれ違う人への挨拶も忘れずに。

その後、すみやかに会社を後にし、帰路につきます。

お疲れさまでした。

結果報告

面接終了時に、結果報告の方法や次回予定についての説明を受けると思います。その指示に従って、待ちましょう。概ね、電話、メール、書類(郵送)で連絡がきます。

18.あせって連絡してしまう

なお、転職エージェントを通している場合は、キャリアコンサルタントから報告があります。なかなか通知が来ないときは、キャリアコンサルタントに連絡します。企業に直接連絡して、結果を聞くのは絶対に避けましょう。

転職エージェントを通していない場合で、予定を過ぎても、なかなか連絡がこない場合は、人事担当者宛に連絡をとってみるのもいいでしょう。

基本は、待つスタンスでいいと思います。がっついてせかさないように。

模擬面接で自信をつける!

面接に自信が持てない場合や、客観的に見てほしいのであれば、模擬面接(シュミレーション)が有効です。友達や知人でもかまいませんが、より実践に近い状態で行うには、転職エージェントがいいでしょう。

参考:転職エージェントとは?転職を有利にするために知っておきたいこと

転職のプロであるキャリアコンサルタントからアドバイスを受けながら実践同様の模擬面接ができます。

また、応募する企業がよくする質問や特長といった情報を持っているため、万全の体制で挑むことができますよ。

おすすめの転職エージェントは「転職エージェントランキング」にまとめましたので、参考になれば幸いです。

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まとめ

チェックポイントを整理すると、マナーやあなたの印象に関する項目が多いですよね。一次面接は、はじめての顔合わせ。事業や社会に適応できる人であるかを見られています。

書類選考に突破したということは、あなたに興味がある証拠ですから、自信を持っていいのです。「印象」に気をつけて一次面接を突破してください。