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Webデザイナーは資格が必要?現役Webデザイナーがお答えします

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Webデザイナーの資格
私は制作会社で働く現役のWebデザイナーです。企業やお店のWebサイトのデザイン、コーディング、ディレクションなど、制作に関わる仕事を多岐に渡ってしています。もう、この業界に入って8年になりました。

これからWebデザイナーを目指す人によく聞かれるのが「Webデザイナーって資格が必要ですか?」という質問。専門性のある技術職であるため、資格を持っていた方が何かと有利になると思われるかもしれません。

しかし、私は資格を一つも持っていないどころか、取得しようと思ったこともないです。周りの同僚も上司も持っている人は一人もいないです。

もちろん、資格を取得してマイナスになることはないですし、身につくスキルはゼロではないです。ただ、プロのWebデザイナーとして仕事をするうえで、必ず必要かといわれるとそうではないです。そのため、私の会社では誰も保有していないんです。

本音でいうと、現場の人間が求めている人材は、資格を取得している人よりも、即戦力として活躍してくれる人なんです。

資格は不要でもスキルは必要

Webデザイナーという肩書きは、資格を必要としません。極端な話、これまで美容師だった人が「私は今日からWebデザイナーだ!」と名乗っても罰せられることはないです(社会的なモラルの問題は抜きにして)。

現に、特別なスキルのないアルバイトが来てくれることもありますし、多忙なときは他部署にヘルプを要請することもあります。もちろん、彼、彼女らは資格を所得していませんが、作ってくれたものをクライアントに納品します。

このことからも分かるように、すぐに実務を行ってくれるスキルを持っている人の方が、重宝するんですよね。

面接でも「資格を持ってます!」よりも「photoshopでこんなデザインを作ったことがあります!」「独学でWebサイトを作りました!」というサンプルやポートフォリオを見せてもらった方が、どんなことができるのかをイメージしやすいのです。

未経験でもWebデザイナーになるチャンスはいくらでもありますよ。

参考:未経験でもWebデザイナーになる方法

Webデザイナーなるために勉強しておきたいスキル

どのようなことを勉強しておけば、即戦力として通用するのかをみていきます。

必須のスキル

アプリケーションの基本操作(Adobe Photoshop、Adobe Illustrator)、HTML/CSSコーディング。

まず、Webデザインをするうえで、Adobe PhotoshopとAdobe Illustratorが使えるのは必須です。ほとんどのプロは、この両者を使ってWebデザインをしています。高機能なアプリケーションですが、すべてを理解しなくてもいいので、「こんなことができるんだな」という感覚を身につけておきましょう。

おすすめの勉強法は、好きなサイトを真似てみることです。まったく同じものを、いちから自分で作ってみましょう。これを繰り返すことで、Webデザインに必要な要素がわかるようになってきます。

また、見た目のデザインだけでなくHTMLとCSSを勉強しておくことをおすすめします。おそらく、ほとんどの現場ではHTML/CSSコーディングをすることになりますし、やらなかったとしてもWebデザインの組み立てを行ううえで、必ず役に立ちますよ。

必須ではないが、できたらかなり強い

プログラミング(JavaScript、PHP、jquery、WordPressの構築)。

スライドショーやアヌメーションなど、Webデザインには「動き」を使うことが多々あります。また、WordPressのようなCMSを構築する機会も急増しています。それらをなしえるために、必要なスキルがプログラミングです。Webデザイナーであれば、JavaScript、PHP、jqueryの言語を勉強しておくとめちゃくちゃ重宝されます。

なぜなら、HTML/CSSコーディングはできても、プログラミングができるWebデザイナーは少ないからです。おそらく、内定をもらいやすくなりますよ。

とはいえ、プログラミングが難しいと感じる人も多いので「どんな言語を使えば、どんなことができるのか」といったことを覚えておくのはおすすめです。プログラミングができなくても、アートディレクターやプロデューサーとして指示をしたり、提案を考えたりするのに役立つからです。

スキルを身につける最短の方法

これらのスキルを身につけるには、参考書を買ってきて独学でも勉強はできます。しかし、私の経験からWebデザインを身につける最短の方法は「実践」です。アルバイトでも派遣社員でもいいので、現場に入って実務をするのが一番です。

とはいえ、学生であったり、現職の仕事が忙しく時間的な都合がつかなたったり、難しい場合の方が多いと思います。それにまったくゼロからスタートするのであれば「何から手をつけていいかわからない」というのが本音でしょう。

そんなときは、Webデザインを学べるスクールがおすすめです。アプリケーションの使い方やコーディングの基本など、実践でも役立つスキルを身につけられます。資格を取得するよりも、「感覚的にWebデザインとはどういうことをするのか」がわかるので、短期間で向き不向きを見極めるのにも効果的ですよ。専門学校に通って、50万〜100万円の学費を払うよりお得です。

以下は、私がおすすめするWebスクールです。

TechAcademy OnlineBootCamp(テックアカデミー)


Webデザインコースでは、4週間〜12週間の短期間で、Webデザインの基礎やPhotoshop、HTML5/CSS3コーディング、JavaScriptが学べます。受講開始から10日間は、全額返金に対応しているので、試してみるにはちょうどいいです。同メディアが運営する、TechAcademyマガジンは、わかりやすく、勉強になることが多いので、スクールも充実した内容だと思います。

CodeCamp(コードキャンプ)


Webデザインコースでは、PhotshopやIllustrator、HTML、CSS、JavaScript / jQueryまで、幅広く学べます。平日のすきま時間や土日でも受講することができるので、時間のない人におすすめです。まずは、無料体験レッスンからはじめてみてはいかがでしょうか。

まとめ

資格の取得は、決して無駄ではありませんが、実践で役立つかどうかといえば疑問が残ります。もし、これからWebデザイナーを目指すのであれば、スキルを磨いておいた方が、確実に役立ちますよ。

転職を考えているのであれば、以下ページも参考にしてみてください。

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