建設会社で働きながら勉強し、地方公務員への転職に成功
※当サイトはWeb広告を利用しています
大学で土木を学び、卒業後は建設会社に就職したBさん。しかし、過酷な労働環境に家にも帰れない日々。将来に不安を感じたAさんは、働きながら勉強し、転職したのは地方公務員でした。
■Bさん
転職先:建設会社→地方公務員
性別:男性
転職時期:20代
現場監督の過酷な労働環境
会社の規模は年間の売り上げが千億円程度。ゼネコンには及ばないけど一応全国規模で営業している会社でした。しかし、入社してから2年で辞めて、地方公務員へと転職しました。
なぜ転職を考えるようになったのかというと、仕事が非常にハードだったからです。
私の仕事は現場の施工管理というものでした。いわゆる現場監督です。
現場監督というと聞こえはいいですが、内容はハードで、ほぼ毎日夜10時ごろまでは残業していました。
そして、現場ごとに仕事の場所が変わるので、月曜日から土曜日までは現場の近くの旅館、ホテルに泊まり、土曜日の夜に家に帰って、また月曜日の早朝に現場に出勤するという毎日でした。
仕事にはやりがいは感じていたものの、もし結婚して家族を持った場合、このペースでずっと仕事をしていくのはどうなのだろうかと考えるようになりました。
その思いが強くなり、転職を考えるようになりました。しかし、まだ入社して日も浅いですし、経験や技術、人脈もありません。
そして、確実に転職先を見つけることができるとも限りません。そこで、考えたのが地方公務員です。
閑散期を利用して公務員の勉強
ちょうど、私が転職を考えた時期は平成の大合併の時期でしたので、普段よりも職員採用人数が多く、これなら有利かもしれないと考えました。
そこで、始めたのが公務員試験への勉強です。試験は7月の末でしたので、春先3月ぐらいから始めました。
ちょうど、仕事も春先から夏ごろまでは現場の数も少なく、残業もしないで帰れる日々が続きました。
そのチャンスを利用して、コツコツ勉強を始めた結果、試験に合格し、内定をもらうことができました。
ゆとりのある時間を遊びに使わず、勉強に費やしたことで、その後のキャリアを変えることができました。
公務員と民間企業のギャップの中でもやりがいを見つけられた
実際に、地方公務員として働いてみて実感するのは、民間企業が目指しているものと地方公務員が目指しているものが違うことです。
民間の場合には利益を上げないと、どんな良い仕事をしても評価にはつながりません。
しかし、公務員は市民の評価がすべてです。ですので、最初に仕事の見方に対する調整をするのが大変でした。
また、周りの同僚たちの仕事に対するやる気、意欲も低くちょっとがっかりすることもありました。
とはいえ、私の場合は公共工事の監理をしていますが、より品質の高い工事ができたときには大きなやりがいを感じます。
公務員は事務的な印象があるかもしれませんが、目標をもって取り組むことで、きちんとやりがいを見つけられるものですよ。
これから、公務員への転職を考えている場合には、まず大切なのはしっかりと勉強することです。
今思い返すと実際に社会に出て働いたからこそ、今、公務員として順調じゃないときも、難しい仕事にもチャレンジできていると思います。
まとめ
公務員は人気の職種です。激戦区ではありますが、やるなら今しかありません。なぜなら、年齢制限があり、若いうちに挑戦しないと目指すことさえ不可能になるからです。
しかし、現職で多忙なら限られた時間で勉強するしかありません。効率よく勉強するなら、「アビバの公務員講座」を利用するのがいいでしょう。
的を絞ったカリキュラムが組まれるため、独学よりも無駄を省いた勉強方法で公務員を目指せますよ。