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子どもの習い事にお金が必要!パートから派遣社員、正社員へと転職した奮闘記

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「子どもに習い事をしてほしい。でもお金が・・・」。切なる思いがきっかけでパートをはじめたTさん。そのパートで身につけたスキルのおかげで、パート→派遣社員→正社員への転職をはたします。

■Tさん
転職先:パート→派遣社員→正社員
性別:女性
転職時期:40代

子どもの習い事にお金がかかり夫との関係もギスギスと・・・

夫は転勤族で、結婚後はすぐ専業主婦になるつもりでした。夫も私も贅沢をする方ではないし、普通に暮らす分には夫の給料だけで十分。仕事をするとしても、週3回午前中だけ程度のパートでいいと考えていたんです。

ところが、子供が習い事を始めるようになり事情が変わります。それまでのように、お金のやりくりができなくなり「もう覚悟を決めて働くしかないな」と。

その習い事には、とにかくお金がかかりました。小さいころからいい体験をたくさんさせてあげたくて、本人が喜んで取り組めそうなものを探した結果です。そして、その中の一つにほんとうに親子で夢中になってしまったんです。

私たちがあんまり夢中になるものだから、そのうち夫があまりいい顔をしなくなってきました。自分のお給料の中から出ていくので、夫としては面白くないんですよね。「時間的に子供に関われないのに、お金だけ払っている」というのが嫌だったのでしょう。

私もその気持ちはわかりましたけど「だって子供のためでしょ」って思いも強く、感情的になって夫婦関係もちょっとギスギスしていました。

結局、仕事に出るようになったのは「夫に遠慮しながらやっていくのが嫌だった」というのが一番の理由ですね。子供のこととはいえ、私が望んではじめた習い事なので。

パートの仕事がキャリアアップのきっかけとなる

まず、パートの仕事をハローワークで探したのが最初の一歩です。地方の田舎だったので、東京の方から見ると、信じられないくらい低い時給です。

それでも、お教室代の足しになるからと思い、面接を受けて無事採用になりました。思えば、この時ハローワークで見つけた小さな仕事が、後で大きく役に立つことになったのです。

仕事先は、小さな出版社。そこで、ひたすらデータ入力の仕事を続けました。締切がとても厳しくて「急がなきゃ、でも正確に」と思うと手が震えてくるくらい忙しかった。

そのうち、「なんとかして効率的に早く納品するにはどうすればよいか」と工夫を凝らすようになり、周りの方に少しずつ技を教えてもらいました。

そこから発展して徐々に発注、納品管理の仕事も合わせて行うようになり、最終的にそれがメインの仕事になりました。

しかし、慣れたころにまた夫の転勤が決定。辞めざるをえなくなったんです。

パートから派遣社員、そして正社員へ!

その頃には下の子にもお金が掛かり始め、もう今まで以上に働かないとどうにもならない状態。ここれを転機ととらえ、パートではなく、毎日フルタイムで働こうと決心しました。

目指したのは派遣社員。面接では、パートで磨いてきた仕事力をアピールすることができ、すぐに仕事が決まりました。

そこで2年ほど働き、そこそこ楽しい仕事ではありました。そして、その頃には以前では考えられないほど自分自身に対して自信がついていたんです。

漠然としたものではありますが「私はもっとやれる」と前向きな気持ちが心の中に芽生えていました。「こうなったら正社員の仕事に的を絞って探してみよう、転職しよう」という気持ちが固まってきました。

そして、転職活動をはじめてまもなく、幸運にも希望していた職場への転職を果たすことができました。

仕事のおかげで家族との関係がよくなりました

振り返るといろいろ大変なこともありましたが、結果的にキャリアアップできて、子供たちも必死で働いている母親を助けようとしてくれる優しい子たちに育ってくれました。それに、夫にもイライラしなくなったし、いいことずくめです。

夫との関係は、妻の経済力次第でかなり改善されます。とはいえ、今も内職を探しているくらい、お金はいくらあっても足りませんけどね。

まとめ

パートから派遣社員、正社員と転職のシンデレラストーリーのような経歴をたどったTさん。

成功したポイントは「実務経験でスキルを身につけた」ことにあるでしょう。時給が安いパートでも、全力で仕事に取り組むこと事で、自信をつけています。30代、40代の転職は、スキルや経験が何よりも重要になってきますから、どんな仕事でもまじめにがんばると後々、役立ちます。

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