1日17時間の長時間労働に崩壊寸前!給料よりも休みたい一心で転職
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食品製造工場に勤務していたHさんは、長時間労働に疲れ果てていました。責任者という立場で、そこから逃れることができなかったのです。
しかし、給料よりも時間を優先することで、ゆとりのある転職に成功しました。
■Hさん
転職先:食品製造会社→事務
性別:女性
転職時期:20代
残業が少ない転職を考えているなら、企業の内情をよく知り、親身になって相談にのってくれる転職エージェントを利用することが大切です(マイナビエージェントやレバテックキャリアなど)
過酷な労働環境で心身ともにボロボロに
前職は食品製造会社に勤めていました。従業員は工場勤務で100名ぐらいの中小企業です。
年間を通して一定の忙しさではなくその月、その日によって急に変わります。それほど忙しくない日は9時間ぐらいの勤務で帰れるのですが、ほんとーに忙しい時期には16、17時間勤務になります。驚かれるかもしれませんが、一日の勤務時間です。
当時、事実上とある商品の責任者にいた私は、私生活を理由に帰れる状況ではありませんでした。
主力従業員は47歳以上のおじさん、おばさんのため、体調管理や親や子どものお世話が生活の中にあります。残業ができる時間は、その人たちにはありません。
結果的に、注文を受けているノルマをやり終える人たちは、責任者の立場にいる人と20代の若者だけの10人前後です。
忙しい時期は、一週間で終わることもあれば、この状況が半月や数ヶ月続くこともあります。
この期間、できる限り会社に勤務していなければならず「休み」や「自分を労る」ことは頭の中にはありません。常に考えることは、どう短時間でノルマの数を減らしてけるか、17時間勤務にならずに帰れるかということしかありません。
親の話だと、私の目の下には毎日「くま」がついていたらしいです。精神的にも追い詰められていたらしく可笑しくなる寸前でした。
「この会社にいたら私は壊れてしまう!!」そう思い転職を決意しました。
そう思い立ってから、退社するまで半年かかりましたが・・・。
新しい職場はハローワークで見つけました。実家にいた私は、自分が暮らしていけるだけのお金と勤務時間を軸に求人票を探しました。
給料よりもよとりのある時間が大切
給料は前の会社より減りました。ですがインターネットが楽しめる時間と体を休息できる睡眠時間を十分にとれる環境にいるので、不満は今のところありません。
今の仕事場はきっちり定時で帰れます。残業をやっても30分ぐらいしかありません。そもそも残業をする日は月に1回あるかないかです。
また、体力を使う肉体仕事も所属部署にはないので、疲れ切って心身ともにボロボロ状態で帰宅することもなくなりました。
仕事を覚えていくスピードも個々の能力に合わせてくれるのでありがたいです。無理をしてまで何かをしなければならないという状況がないので転職して満足しています。
給料の額も転職するには大切な要素だと思います。
ですが、体と心が疲れ切ってしまうより「ほんの少しのゆとり」がある職場が理想的だと私は思います。これから転職する方は、自分にあった転職先と出会えればいいですね。
まとめ
体は資本です。元気があれば何度でもやり直せます。会社に縛られるより、好きなことをしながら、仕事を楽しむ方が、結果的によい方向に向かうのではないでしょうか。
現職が忙しければ、おもいきって退職するのも有効です。しかしながら、家族や住宅ローンなど抱えるものがあり、どうしても仕事をやめられない場合もあるでしょう。
そんなときは、転職サイトを利用しましょう。スマートフォンからも求人を見られますし、メルマガや多彩な検索機能で希望の求人をすぐに見つけやすいです。
現状を脱却するために、一歩ずつ進んでみることから、はじめてはいかがでしょうか。