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介護施設でパワハラ上司がやりたい放題!悩むより転職した方が簡単だった

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Nさんは正社員として介護施設に入社。そこではパワハラ上司が業務のすべての権限を握っていて、責任を押しつけられたり、会長の指示を無視したりとやりたい放題でした。そんな環境に耐えられなくなったNさんは転職を決意します。

■Nさん
転職先:介護施設→事務系
性別:男性
転職時期:20代

ワンマン上司に責任までなすりつけられる

「介護業界はこれから必ず必要になる、食いぶちに困らない」

そんな世論から、私は介護施設へ正社員として入社しました。

介護施設の種類としては「特別養護老人ホーム」という24時間体制で入居者の様子を管理していく業務になります。

そこで私は上司からパワハラを受けていました。

というよりも、ほぼ全ての社員が上司からのパワハラを受けており、何度か業務停止寸前までいったこともあります。

仕事は、会長の指示を遂行するというのが基準となっていました。しかし、上司の一方的なオーダーを優先させられ、何かあるとその責任を押し付けられる、というものです。

空調は夏場でも20度設定にし「入居者へ熱中症を起こさせないように」という会長からの指示があっても「電気代がもったいないから使わないように」という上司指示。

それが原因で問題があっても、保健所への事故報告は我々が書くというずさんなものでした。責任を同期社員が負わされ、辞めさせられたこともあります。

私も「このままでは切り捨てられる」という思いが強くなり、転職先を探すようになりました。

悩むより転職した方が簡単でした

転職先を探すにはハローワークやen転職などを活用し、介護からの切り替えも視野に探しました。

奉仕の心も大切ですが、切り捨てられるような職場は嫌!という気持ちが強かったですね。

面接では「何故辞めたのか?」「転職での重視ポイントは何か?」を聞かれることが多かったです。

パワハラの存在を話すことはある種マイナスイメージかと思いましたが、なるべく正確に現場を分かっていただき、状況判断の結果辞めることにした、と伝えることに専念しました。

その結果、「20代での転職は難しくない」と教わっていた通り、すんなりと介護から事務系への転職へ成功。妻子持ちだったので、生活への不安もありましたが、2ヶ月程度で決めることができました。

転職先はチームワークがいい環境で、私自身もかなり明るくなったと思います。

給与も上がりましたし、上司も気さくな方でよく飲みに連れてってくれたり、相談事にも丁寧に乗ってくれたり、いい職場に辿り着くことができました。

この職場で「この会社を盛り立てていこう!」と心から思えるようになれたのは、あの時に転職を決心していたことが大きかったと思っています。

これから転職を考えている方には、難しいことを考えず色々な情報を得て、違う職種や違う現場という選択肢も自分にはある、ということを分かって貰いたいです。

悩んでも変わりはしませんが、決めてから変わるのは意外と早いですよ。

あなたにとってのいい仕事とは、あなた自身が見つけていくことではないでしょうか。

まとめ

家族がいると転職に勇気が必要かもしれません。しかし、転職のリスクよりも、過酷な労働環境に打ちのめされたときの危険性の方が大きいです。

特に20代はやり直しがききます。若さは武器です。逃げることはかっこ悪いと思うかもしれませんが、つぶれる前に新しい環境に移り、キャリアを積み上げる方がよいでしょう。

企業の採用基準として、若さを重視するのが現実です。なぜなら、キャリアがなくても育てることができるからですね。

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