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転職理由は正直に言ったほうがいいの?不妊治療のため転職を決意した結果


不妊治療に専念するため産婦人科に通いたいと思うようになったAさん。しかし、今の仕事では体力的にも時間的にも厳しい状態。そこで条件に合った転職先を探すことにしました。

■Aさん
転職先:総合病院の常勤看護師→個人病院の日勤看護師
性別:女性
転職時期:35歳

不妊治療に専念するため転職を決意

わたしが結婚したのは34歳のとき。結婚をしたら、すぐにでも子どもが欲しいと思っていましたが、その思いとは裏腹に、なかなか赤ちゃんが出来ませんでした。

そのため基礎体温を付け、データがある程度たまった所で、産婦人科を訪れました。

いろいろな検査の結果、とくに大きな障害はみつからなかったものの、女性ホルモンのバランスが悪いということを指摘されました。当時は夜勤のある仕事をしていたので、それが原因だったのかもしれません。

それからも時々、産婦人科に通いながら夜勤のある仕事を続けていました。しかし、年齢が35歳になり、高齢出産といわれる域に入ったことで「仕事よりも赤ちゃんのことを考えた方がいい」と考えるようになりました。

そこで、
・夜勤のない仕事
・平日に休みが取れるところ(産婦人科に行くため)
・土日出勤はあってもいい(平日の休みを補うため)
を条件に転職先を探すことにしました。

個人的な理由より実績を評価してくれました

地元の求人雑誌で探し始めて3か月。給料はかなり下がるけれど、労働条件が希望とあうところを見つけました。女性が多い職場というところも魅力的でしたね。

結果的に内定をいただき、総合病院の常勤看護師から個人病院の日勤看護師へと転職をしました。

35歳での転職でしたが、
・これまでの看護経験が約10年あった
・臨床指導者や新人指導にも携わってきた
といった実績があったので、転職活動が不利に感じたことはありませんでしたね。

また、土日働けるというところも評価してくれました。日勤看護師の中には、土日に育児などがあるので働けないという人は多いですから。

面接では「なぜ転職を希望したのか」と聞かれても、正直に不妊のことは伝えましたね。不妊治療は個人的な理由ですが、あとで迷惑をかけることになっては困りますから。

人事は、男性と女性の方がいたのですが、不妊のことを伝えても印象が悪いといことはありませんでした。それよりも、これまでの仕事の経験年数があったので、それを評価してくれたのかもしれません。

転職の理由は正直に伝えたほうがいい

転職活動をする時に、はじめは不妊であることを伝えてもいいかどうか迷いました。

しかし、それが本当の理由であるし、私生活を充実させなければ仕事にも専念できませんよね。

転職をしたことで、病院に定期的に通うことができるようになりましたし、仕事で収入を得ることもできました。私は転職をしてほんとうによかったと思っています。

まとめ

年齢を重ねると求人の間口が狭まりますし、不妊治療とはいえAさんのような個人的な理由であれば、なおさら厳しい条件になるかもしれません。

しかし、私生活を犠牲にしてまで働き続けると、後悔しか残らないでしょう。

もし「転職先が決まらなければ生活に不安がある」というのであれば、現職で働きながら情報収集や転職活動をするのが賢明です。

今はパソコンやスマホを利用すれば、転職サイトで求人を探すことができます。また、転職エージェントでは、遅い時間や土日でも転職の相談にのってくれるところもありますよ。

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