ブラック企業でも結果を出す！それを武器に高待遇の会社に転職

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20代後半の頃、ブラック企業で営業職のに就いていたRさん。過酷な環境でも、がむしゃらにがんばって結果を出せたことが自信につながりました。そして就業体系も給与もいい条件の会社へ転職することに成功します。

■Rさん
転職先：外資系のIT企業
性別：女性
転職時期：20代後半

全力で働き、結果を出してから転職

仕事は毎日9時～21時まで、残業代は出ず、休みは日曜日のみでした。勤務体系だけならまだブラックと呼ぶには甘いと言われるかもしれません。

しかし、風邪を引いても休ませてもらえず、昼休みに病院に行って休み時間内に戻れなかった時は、みんなの前で上司から怒鳴り散らされるというような会社。人間関係もおかしかったんです。

そんな生活だったため、風邪を引いても治らず、半年間ずっと咳をしながら仕事をしていたこともあります。

それでも、負けず嫌いだった私は「結果を残すまでは辞めるまい！」と仕事には全力で取り組み、周りから認められるほどに結果を残せたのをキッカケに、転職することを決意。

こんな企業なので辞めるのも容易ではなく、上司との話し合いは決裂に近かったのですが、それでも固い意志を持って退社しました。

研修も休日も給与も満足のいく会社へ

転職先は外資系のIT企業です。フリーの求人誌で募集を見つけ、会社説明会に行った時に「ああ、まともな会社だ！」という、それだけでものすごく感動したのを覚えています。

試験は筆記試験と簡単な論文、それから面接でした。私はITの知識がなかったため、IT基礎知識の試験はボロボロだったのですが、論文と面接でアピールできたことで採用されたと思っています。

面接では、多少のことではくじけない根性をアピール。ブラック企業での過酷な日々のなかで、結果を残せたことが自信になりました。それに、たたき上げの営業で身につけたコミュニケーション力も評価してくれたと感じています。

それを考えると、あの会社での日々も無駄ではなかったですね。全力で取り組んだのは、間違いではありませんでした。

転職先では、ITの基礎知識だけで1か月の研修期間があり、まったく知識のない私でもしっかりと勉強できる環境でありがたかったです。自分用に新品のPCが支給され、メモリの増設やセットアップから一つづつ学ばせてくれました。

その後、配属先の研修が3か月強ほどあり、研修後はチームをまとめる役割になっていました。現場でも日々学ぶことが多くあり、やりがいは大きかったです。

休みはカレンダー通りに取得でき、有給を遠慮なく取れることにも感動しました笑。給与も上がり、環境は抜群によくなりましたね。

ブラック企業からの「逃げ」ではなく自分のための転職を

今はその経験を生かし、別の仕事をしています。あの会社で学んだこと、身に着けたスキルはとても大きく、今でも感謝の気持ちが大きいです。

ブラック企業で過酷な日々に耐えている方、たくさんいると思います。もしかすると、なんとなく辞められなくてやきもきしていませんか？

その中にいると、異常さに気づきにくいので、できるだけ周りの友人や家族から、会社の待遇の話を聞いてみてほしいです。慣れというのは恐いんですよ。他にもいい会社はたくさんあります。

無理をし続けることで、身体や心のバランスを崩してしまうとせっかくの人生がもったいないですよ。

転職することを「逃げ」ではなく「ステップアップ」と考えて、前向きに転職活動をしてほしいです。自分に合った会社は必ず見つかりますよ。

まとめ

Rさんはかなりのがんばり屋。見返すほど努力して結果を出したことは、ドラマのようでスカッとしますよね。どんな状況でも、自分のためにがんばれたことが、将来へとつながっています。お手本ともいえるかもしれません。

しかし、過酷な就業体系やパワハラにどうしても耐えられず、気持ちが沈んでしまう人の方が多いでしょう。

そんなときは、あなたの長い人生を考えてみてください。誰かに相談してみてください。

転職は逃げではありません。むしろ、チャンスととらえて前向きに転職活動をしてみましょう。

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